2021.6.6 磐梯山

2021年6月6日(日)、福島県にそびえる磐梯山へ登ってきました。

今回のコースは八方台登山口というコースで、いくつかある登山コースの中でも歩行距離が短く、初心者でも気軽に登りやすいコースとなっていて、片手にペットボトルという超軽装な人ともすれ違いました。(流石に軽そうすぎる気がしたけど😅

また、この日は9:00頃に八方台駐車場に着いたのですが、既にほぼ満車状態でやっと1台分の駐車スペースを見つける事ができた程度だったので、のんびりしていると要注意です。

1. 山頂を目指して ー温泉地跡を通り過ぎながらー

八方台登山口

登山が始まってから、暫くなだらかな登りが続きます。登り始めの体慣らしには最適な傾斜だなぁと感じました。林内は落葉樹を中心とする植生となっているので、日差しが程よく林内に降り注ぎ、とても気持ち良かったです。

青々とした林内。歩いていてとても気持ちがいい。

登り始めて30分も経っただろうか、それまで林内を歩き続けていましたが、突然、目的地である磐梯山の姿が目視できるような開けた場所に出てきたのです!

そのまま進んでいくと、硫黄の匂いがたちこめ始めます。

どうやら、ここは中の湯跡地という場所で、昔は温泉地だったようですね。

泡がボコボコと見える部分が温泉が出ているところ。こんなのがいくつも点在している。
温泉地跡地の昔の光景に想いを馳せる。

中の湯跡地を過ぎると、これまでなだらかな傾斜が続いていましたが、徐々にその傾斜がキツくなっていきます。

山道も狭くなっていき、下山してくる人とのすれ違いに気を付けなければいけなくなってい道幅の箇所もありました。

ピンぼけしてしまったけど、道中で見つけたお花(名前はわからない)。この他にも何種類か見つけることができた。

そんなこんなで登り続けること約2時間、とうとう念願の景色が目の前に広がり始めます!

台地上の地形が目の前に広がる。この奥にはお花畑が待っている!
進行方向の右側を見ると、いよいよ頂上が見えてきた。

いよいよ頂上が見えてきた訳ですが、一旦小休憩を兼ねて、お花畑を散策することにしました。今の時期だと、最盛期のお花とまではいかないけど、ミヤマキンバイあたりが見れるのではないか。そんなことを期待して、足を進めました。

台地上の地形に入ってから1〜2分ほどでお花畑に到着。予想通り、ミヤマキンバイが咲き始めた頃で、黄色く小さな花が辺りを埋め尽くそうと奮闘している最中です。

花期は7月から8月。最盛期に向けて徐々にミヤマキンバイが咲き始めていた。
ミヤマキンバイ

ミヤマキンバイの群生に癒されつつ、磐梯山頂上の反対側に目を向けてみると、今度は勇ましい櫛ヶ峰の姿。

ゴツゴツとした稜線の櫛ヶ峰。歩くことも可能。

このゴツゴツとした感じが、私にとっては堪らない光景で、5月に登った安達太良山の沼の平を彷彿とさせます。今回の行程では歩く予定を立てていなかったけど、また今度登る時は違うコースから櫛ヶ峰を歩いてみたいな。

お花畑や櫛ヶ峰を堪能したところで、本命の磐梯山頂上を目指し、再び登山開始です。

頂上付近の様子。天気も良く、お昼休憩をしながら景色を堪能していた。
看板を入れて、山下に広がる猪苗代町の様子。
頂上から猪苗代湖を入れて撮影。

2. 下山 ー今回の山行を振り返りー

この日は正午あたりから天気が晴れる予報であったため、ちょうど山頂で雲も晴れ渡り、快晴の素晴らしい登山日和となりました。

1時間近く山頂でゆっくりとくつろぎ、帰り道は登りのルートをピストンで帰リマス。最初にも書いた通り、初心者でも気軽に登ることが出来るルートで、帰りも無事に下山完了です。

今回のルートで注意すべき点としては、傾斜はそこまで急だとは感じませんでしたが、人一人が通るのがやっとの道幅の箇所がいくつかあったことだと思います。

こういう場所で人とすれ違った場合は譲り合いが大切(^ ^)

あとは、登山開始の時間について。八方台駐車場は50台ほどが駐車可能とのことだけど、余裕を持って行動するに越したことはないですね。本当に危なかった。。。

また今度来る時は、磐梯山固有の植物であるバンダイクワガタを狙って上りに来たいと思います。

少し雑な記録になりましたが、ご拝読ありがとうございました☀️

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